七夕祭り
昨日(7月8日)、近くの小さな神社で、祭りがあった。七夕祭り。コロナが5類の扱いになって、ようやく祭りが復活した。何年ぶりかの祭り。
小1と小3の娘たちはそれぞれクラスメートと約束してるらしく、朝から夜が待ちきれないといった様子だった。
私と妻も付き添って、夕方17時頃家を出た。曇り空で今にも雨が降り出しそうだった。
数年間行われていなかったので、すっかり忘れてた。例年、この七夕祭りは雨なのだ。それもそのはず新暦7月7日前後は梅雨の真っ只中である。七夕祭りは旧暦にやるべきだ。
小さな神社の前の公園が会場だった。小さな公園に大勢の人が集まってくる。人口密度が、大都会なみになってる。密集具合が、すでに非日常だ。
公園には自治体のテントが10ほど、建てられていた。狭い空を、提灯が渡っている。喧噪をほんのり照らす明かりに風情を感じる。
娘2人は浴衣を着ていた。金魚のように袖をひらひらさせて走る姿がかわいかった。
あてものの水鉄砲で、クラスメートたちと撃ち合いをして、びしょびしょになっていた。
妻は、ママ友たちと楽しそうにしゃべってる。
人ごみの中をいろんな子どもたちが走り回っている。
慎重に人を避けつつ、私はビールを買った。
適当に場所を選んで、地蔵のように立ったまま、ちびちびとビールを飲んだ。
近くに笹が立てられていた。子供たちの願いごとが書かれた短冊がたくさんぶらさがっている。酒のつまみに、一つ一つを読む。
ゲームソフトがほしいとか、ぬいぐるみがほしいなどの現実的な願いや、成績があがりますようにとか、家族が幸せになりますようになどの、七夕にふさわしい願い。
小学校が厳しくなくなりますように、という願いがあって、思わず笑った。学校生活がしんどいんだろうなー。
どうかこの子の願いが叶いますように。